docker_multi_imagesの動作説明
目次
はじめに
i-PROカメラアプリケーション開発環境の構築が完成していることを前提に説明します。
開発環境の構築が準備できていない場合、こちらを参考に完成させてください。
また、このチュートリアルではSDKのインストールディレクトリを${SDK_DIR}
として記載します。
動作概要
docker_multi_imagesは複数のコンテナを利用するアプリケーションです。
サンプルアプリのディレクトリパス
C/C++のソースコードは下記に格納されています。
${SDK_DIR}/src/adamapp/docker_multi_images
Pythonのソースコードはありません。
サンプルアプリのビルド前の準備
docker_multi_images内に含まれるnginxのイメージの準備を実施します。
下記を参照し、${SDK_DIR}/src/adamapp/docker_multi_images/web ディレクトリからdocker imageを準備してください。
Container AdamAppの基本構成と開発指針 | 3.2 サブイメージ (移植対象イメージ) の準備
サンプルアプリのビルド方法(C/C++)
ここでは、Container AdamAppとしてビルドする方法を記載しています。
SDKのインストールディレクトリでビルド用環境設定ファイルの読み込みを実施します。
$ cd ${SDK_DIR}
$ source setup_env.sh ambaCV5XCEX
次にサンプルアプリをビルドします。
$ ./ext_docker_build.sh src/adamapp/docker_multi_images
${SDK_DIR}/src/adamapp/docker_multi_images に.extファイルが作成されていれば成功です。
カメラにインストールします(例:下記画像の緑枠からインストール可能)。作成した.extファイルを選択してインストールしてください。
アプリ画面を開きます(下記画像の赤枠ボタン)。
下記画像のような、文字列が表示されていれば成功です。
サンプルアプリの使用方法
複数のコンテナを持つアプリケーション開発の1例となります。詳細は下記を参照ください。
Container AdamAppの基本的なアーキテクチャとSDKの使用 - Technology Partner - Confluence (atlassian.net)