目次

はじめに

i-PROカメラアプリケーション開発環境の構築が完成していることを前提に説明します。
開発環境の構築が準備できていない場合、こちらを参考に完成させてください。

また、このチュートリアルではSDKのインストールディレクトリを${SDK_DIR}として記載します。

動作概要

inputalarm_appはアラーム入力イベントを受信し、アラーム種別の出力を行うサンプルアプリです。

動作に必要な外部ライブラリ

特になし。

サンプルアプリのディレクトリパス

C/C++のソースコードは下記に格納されています。

${SDK_DIR}/src/adamapp/inputalarm_app

Pythonのソースコードはありません。

サンプルアプリのビルド方法(C/C++)

SDKのインストールディレクトリでビルド用環境設定ファイルの読み込みを実施します。

次にサンプルアプリのディレクトリに移動し、makeします。

${SDK_DIR}/src/adamapp/inputalarm_app に.extファイルが作成されていれば成功です。

カメラにインストールします(例：下記画像の緑枠からインストール可能)。作成した.extファイルを選択してインストールしてください。
アプリ画面を開きます(下記画像の赤枠ボタン)。

Open

下記画像のような、文字列が表示されていれば成功です。

Open

サンプルアプリの使用方法

アラーム入力イベントを受信し、アラーム種別の出力をしてみます。
サンプルアプリを起動すると、下記のようになっています。

確認できたら、一度サンプルアプリを閉じておきます。

サンプルアプリを動作確認するために、Alarm設定を行います。
ここではVMD alarmをONに設定して説明します。

カメラの映像を表示させ、手などをカメラのレンズ前に出すことで、右下にVMD Alarmを検知していることが確認できます。

再度、サンプルアプリを起動すると、アラーム入力イベントを受信し、アラーム種別が出力されていることが確認できます。