apppref_gui_sample_appの動作説明
- Tachibana Yuta (立花 裕太)
目次
はじめに
i-PROカメラアプリケーション開発環境の構築が完成していることを前提に説明します。
開発環境の構築が準備できていない場合、こちらを参考に完成させてください。
また、このチュートリアルではSDKのインストールディレクトリを${SDK_DIR}として記載します。
動作概要
apppref_gui_sample_appはGUI画面からAppPref表示、設定を行うサンプルアプリです。
動作に必要な外部ライブラリ
特になし。
サンプルアプリのディレクトリパス
C/C++のソースコードは下記に格納されています。
${SDK_DIR}/src/adamapp/apppref_gui_sample_app
Pythonのソースコードは下記に格納されています。
${SDK_DIR}/src/adamapp-py/apppref_gui_sample_app
サンプルアプリのビルド方法(C/C++)
SDKのインストールディレクトリでビルド用環境設定ファイルの読み込みを実施します。
$ cd ${SDK_DIR}
$ source setup_env.sh ipro-ambaCV2Xビルド用環境設定は各環境に合わせて実施してください。
ここでは、ipro-ambaCV2X を指定します。
次にサンプルアプリのディレクトリに移動し、makeします。
$ cd src/adamapp/apppref_gui_sample_app
$ make${SDK_DIR}/src/adamapp/apppref_gui_sample_app に.extファイルが作成されていれば成功です。
カメラにインストールします(例：下記画像の緑枠からインストール可能)。作成した.extファイルを選択してインストールしてください。
アプリ画面を開きます(下記画像の赤枠ボタン)。
下記画像のような、画面が表示されていれば成功です。
appControl.htmlが見つからないメッセージが表示された場合は、
${SDK_DIR}/src/adamapp-py/apppref_gui_sample_app/data/appControl.html
を下記のようにコピーして再度ビルドしてください。
${SDK_DIR}/src/adamapp/apppref_gui_sample_app/data/appControl.html
サンプルアプリのビルド方法(Python)
SDKのインストールディレクトリでビルド用環境設定ファイルの読み込みを実施します。
$ cd ${SDK_DIR}
$ source setup_env.sh ipro-ambaCV2Xビルド用環境設定は各環境に合わせて実施してください。
ここでは、ipro-ambaCV2X を指定します。
次にサンプルアプリのディレクトリに移動し、makeします。
${SDK_DIR}/src/adamapp-py/apppref_gui_sample_app に.extファイルが作成されていれば成功です。
カメラにインストールします(例：下記画像の緑枠からインストール可能)。作成した.extファイルを選択してインストールしてください。
アプリ画面を開きます(下記画像の赤枠ボタン)。
下記画像のような、画面が表示されていれば成功です。
サンプルアプリの使用方法
サンプルアプリですので、値を変更しても特に意味はありません。
チェックボックスやリストボックスを操作して、動作を確認してください。
補足情報
・設定の変更
このアプリケーションには、ユーザーが変更できるいくつかの設定があります。 一部の設定を変更する場合は、「ADAM OPERATION UI」HTMLページの「AppPrefs」ボタンを押してください。
以下は、ユーザーが現在変更できる設定のリストです。
TestBoolean :
booleanサンプルパラメータTestInteger :
IntegerサンプルパラメータTestString :
StringサンプルパラメータTestEnum :
EnumサンプルパラメータTestBinary :
Binaryサンプルパラメータ
Application preferencesの入力制限
Integer : 有効値は-9223372036854775808～9223372036854775807
String : 255文字まで入力可能
Binary : 255文字まで入力可能
※Boolean、Enumはなし