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目次


はじめに


i-PROカメラアプリケーション開発環境の構築が完成していることを前提に説明します。
開発環境の構築が準備できていない場合、こちらを参考に完成させてください。

また、このチュートリアルではSDKのインストールディレクトリを${SDK_DIR}として記載します。

動作概要


web_template_appは検知対象を設定に従って検知するサンプルアプリです。
下記のように設定に従って検知対象を検知できます。

20240516-144807.png

動作に必要な外部ライブラリ


C/C++でビルドする場合は下記が必要です。

libjpeg

Pythonでビルドする場合は下記が必要です。

Numpy

OpenCV

外部ライブラリの利用については、後ほど説明します。

サンプルアプリのディレクトリパス


C/C++のソースコードは下記に格納されています。

${SDK_DIR}/src/adamapp/web_template_app

Pythonのソースコードは下記に格納されています。

${SDK_DIR}/src/adamapp-py/web_template_app

サンプルアプリのビルド方法(C/C++)


C/C++でビルドする場合はこちらを参照してください。

ただし、利用するヘッダーファイルは下記に格納する必要があります。詳細はMakefileのADD_INCLUDE_PATHを参照ください。

${SDK_DIR}/src/adamapp/web_template_app\external\include\libjpeg-turbo-1.5.3

下記のファイルを格納することで動作することを確認できます。

jconfig.h
jerror.h
jmorecfg.h
jpeglib.h

また、C/C++版では開発者コメント表示あり/なしをビルド時に選択可能です。
下記のとおりにmakeします。
【開発者コメント表示あり】
make clean
make CFLAG=BASIC_MSG

【開発者コメント表示なし】
make clean
make

サンプルアプリのビルド方法(Python)


Pythonでビルドする場合はこちらを参照してください。

サンプルアプリの使用方法


サンプルアプリの利用方法を示します。ここでは【開発者コメント表示あり】 で示します。

・検知エリアの設定

「検知エリア」タブを押下しライブ画の上で任意の箇所をクリックします。下記では1(白):自転車、2(青):人物の検知エリアを設定しています。

20240516-144801.png

・検知することを確認する

「ライブ」タブを押下し左下の「アラーム履歴表示」をチェックします。ライブ画に人物が映ると右側のリストにアラーム名称:人物(検知エリア2)が検知され、履歴に残ることが確認できます。

20240516-144802.png

・基本設定を確認する

「基本設定」タブを押下し基本設定を変更できます。

20240516-144803.png

・アラーム設定を確認する

「アラーム」タブを押下しアラーム設定を変更できます。

20240516-144804.png

・ログを確認する

「ログ」タブを押下し各ログを確認できます。

20240516-144805.png

・設定データを管理する

「設定データ」タブを押下し設定をバックアップおよび復元できます。

20240516-144806.png

・ライセンスを管理する

アプリケーションのライセンス管理機能はパートナー様で開発頂く必要があります。

20240510-125706.png

補足情報


・設定の変更

このアプリケーションには、ユーザーが変更できるいくつかの設定があります。 アプリケーションにて変更が可能ですので、実際の動作を確認ください。

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