あらかじめカメラの設定をすれば、エッジストレージのブラウザ画面から登録が簡単に出来ます。
カメラに設定するIPアドレスが事前にわかっている場合や、カメラ台数が多い時にお勧めです。
カメラの設定はi-PRO設定ツール(通称:iCT)が便利です。
上記リンクよりダウンロード後、インストールして iCT のユーザーとパスワードを作成ください。
※パスワードは英大文字、英小文字、数字、記号のうち3種類で8文字以上
※本ツールの管理者であり、i-PRO機器、WEBサービス(i-PRO Remo.)のユーザーアカウントではありません
※パスワードは英大文字、英小文字、数字、記号のうち3種類で8文字以上です
1)iCTを起動しPCのネットワーク設定をします。
・iCTを起動してログインします。
・iCTで使用するネットワークアダプタを▼から選択してください。
ネットワークが異なる時は「Windowsのネットワーク設定を開きます。」をクリックします。
・ネットワークセグメントを設置先のセグメントと一致させて「OK」で設定を抜けます。
例:カメラの設定 IPアドレス :192.168.100.101~116
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.100.1
PCのIPアドレス IPアドレス :192.168.100.10
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.100.1
2)エッジストレージと全てのカメラ、およびPCを接続します。
・エッジストレージとカメラを起動します。
・カメラは接続後20分を経過するとIPアドレスを検出できなくなります。
その際はカメラを再起動させてください。
・カメラ台数が多い場合は別途用意したPoE HUBをエッジストレージのPCポートに接続し
カスケードして使用します。接続例を図示します。
3)エッジストレージのIPアドレス設定をします。
・まず、iCTで使用するネットワークアダプタが正しいか確認します。
・ベーシックモードの「IPアドレスの変更」「管理者の初期設定」にチェックして次へ
・数分後、機器が検出されますので、各機器のユーザー名パスワードを入力し「開始」をクリック。
パスワードは目のアイコンか「入力中のパスワードをそのまま表示する」で表示することも可能です。
・エッジストレージが検出されますので、「完了」をクリック
・エッジストレージだけチェックBOXにチェックされた状態にします。
・「IPアドレスの変更」を選択します。
・右画面より「利用可能なIPアドレスを自動で設定する」が選択されていることを確認。
・エッジストレージに「設定したいIPアドレスを入力」して「確認画面へ」をクリック。
・設定したいIPアドレスが設定可能か確認できたら結果が表示されます。
・IPアドレスが設定した通りか確認して「開始」をクリック。
・EU100にIPアドレスが設定されます。「完了」をクリックして右側の窓を一度閉じます。
これでエッジストレージのIP設定は終了です。
4)カメラのIPアドレス設定をします。
・IPアドレスを設定したいカメラだけMACアドレスやシリアルから特定し選択します。
チェックBOXにチェックと行が青反転していることを必ず確認ください。
・IPアドレスの変更をクリックします。
・「機器のIPアドレスを個別に編集する」を選択して「編集画面へ」
※「対象機器が存在しません」と表示された場合はこちらを参照ください(機器再起動>新規>再読込を行います)
・固定IPを設定し「開始」
・対象のカメラに正しくIPが設定されたか確認したら「完了」
・2台目以降、行を選択して同様に実施していきます。
・管理者の変更を選択後、機器に設定する管理者、パスワードを入力し「開始」
・対象機器に正しく管理者、パスワードが設定されたら「完了」
以上でカメラの事前準備は終了です。
5)エッジストレージのネットワーク(DNS)設定をします
・エッジストレージ(EU100)とPoEHUB、PCに接続します。
・ツールで新規検出します。
・ネットワークセグメントがPCとエッジストレージで異なる場合はPCをエッジストレージのネットワークセグメントに一致させます。
・再度ツールで検出します。
・エッジストレージ(EU100)の行を選択して右クリック。
・「機器の操作画面ブラウザーを表示する」を選択。
・エッジストレージ(EU100)の設定画面が開きます。※
※Edgeのポップアップブロックを外しておいてください
※最初に接続するときはiCTが自動でEdgeのIEモードに変更します。以下のポップアップが出たら
Edgeを一度終了させてOKを押してください
再度Edgeが立ち上がり対象のIPをIEモードに切り換えます
・IPはデフォルトでは「DHCP」設定です。まだIPが変更されていない場合は以下手順で設定ください。
ネットワーク>基本タブ>接続モード で「固定IP」を選択
ネットワーク設定 IPアドレス :IP設計に従い入力
サブネットマスク :IP設計に従い入力
デフォルトゲートウェイ :ルーターのIPを入力(重要)
DNS設定 DNS :Manualに設定
プライマリーサーバーアドレス:ルーターのIPもしくは指定されたDNSを入力
セカンダリ―サーバーアドレス:必要に応じて入力(8.8.8.8など)
※上記でIPを変更した場合でも、再度iCTから検出させて右クリックでアクセスすることでIEモードに変更できます
4)エッジストレージにカメラを登録します
・日時・Language>日付・時刻合わせで時刻を合わせて適用※
※この時刻がカメラに反映されます
・カメラ>カメラ登録タブ>カメラ検出の「設定>」をクリック
ポップアップ画面から「新規検出」をクリックするとカメラが検出されたら「OK」※
※認証エラーのブザーが鳴ります
・カメラ>カメラ登録タブ>登録情報の変更の「設定>」をクリック
ポップアップ画面からカメラに設定した「ユーザー名」「パスワード」を入力※して「設定保存」
※メモパッドなどを活用したコピー&ペーストが便利です
・カメラ>カメラ登録タブ>カメラ入れ換えの「設定>」をクリック
ポップアップ画面から「カメラタイトルを入れ換える」のチェックを外す
必要に応じて、任意の位置にカメラ位置を変更して「設定保存」
5)録画設定をします
・夜間や休日はイベント録画だけで録画期間を延ばしたいときなどはスケジュールを設定します。
必要に応じてテーブルを増やせます。 以下は24h連続録画(デフォルト)の例です。
・録画・イベント>録画設定タブ>スケジュール1の「設定>」をクリック
ポップアップ画面から必要に応じて以下の設定をしたら「設定保存」
・録画・イベント>録画設定タブ>録画設定の「設定>」をクリック
ポップアップ画面から必要に応じて以下を設定※後、推定録画期間を確認し「設定保存」
※カメラ品番によって選択肢が変化します
・さらに録画期間を延ばしたいときはスマートコーディングを検討ください
・録画・イベント>高度な設定タブ>スマートコーディング(GOP制御)「設定>」をクリック
ポップアップ画面からの一番上の選択項目から「On(Advanced)」を選択して「設定保存」
6)WEBサービス登録をします
・WEBサービス登録が正常終了すると録画が始まります。
アカウント登録時に使用したのメールアドレスとパスワードを入力して「OK」
1分ほどで登録が完了し「正常終了しました」と表示されます。
以上でWEBサービス(Remo.)登録は終了です。