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はじめに

ここでは、SDK v2.00未満のAdamAppと、SDK v2.00以降のContainer版AdamAppの概要比較について説明します。

Container版AdamAppとSDK v2.00未満のAdamAppを比較してのメリットとデメリット

【メリット】

  • 開発環境をコンテナレジストリから取得できます。

  • Azure IoT HubにIoT Edge Deviceとして登録可能。

  • Visual Studio Codeの拡張機能で簡単にデプロイ可能。

  • 追加アプリ開発環境に好きなライブラリをaptなどを用いてインストールできます。

  • SDK v2.00未満と同様、映像・音声の取得、各種情報取得、CNN/物体検知、CV処理、イベントループによる処理、独自の設定値の保存や編集、一部のカメラ情報の設定や取得などは実現できます。

【デメリット】

  • Adam API / Adam Web APIを利用して従来版と同様の機能が実現できるが、Adam Web APIによるアプリのインストール・アンインストール・開始・停止・スケジュール設定は不可能。

  • Azure 以外のクラウドに対応することはできない。

Container版AdamAppの開発手法

Container版AdamAppの開発手法について説明します。

  • Visual Studio Codeでの開発を推奨します。

  • i-PROカメラへコンポーネントをインストールする必要がなくなります。Visual Studio Code上でビルド、プッシュ、デプロイまで実施できます。

  • インターネット接続は必須となります。

  • aptコマンドが使用可能になるのでOSSの導入が簡単に行えます。また、i-PROカメラで使用しているライブラリバージョンに依存せずに使えるようになります。

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