質問

ADAM_DevYcVideo_Create()（またはADAM_DevRawVideo_Create()）で取得した画像に、日時情報が付かないことがある

回答

YC取得とカメラによる日時情報の重畳処理は非同期であるため、日時表示が不完全な場合があります。

ADAM_DevYcVideo_Create()でYC画像を取得する処理と、カメラによる日時情報の重畳は同期しておらず、コールバックで取得できる画像に日時情報が付与されていないことがあります。

また、日時以外の画面内文字（OSD：On Screen Display）についても同様に付与されないことがあります。

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活用方法によって、下記の方法を参考にしてください。

1. ライブ画でもアプリで保存する画像でもOSDが不要な場合
   　「日付・時刻表示」と「画面内文字表示」をOffに設定してください。

2. ライブ画ではOSDが必要だが、アプリでは不要な場合
   　「日付・時刻表示」と「画面内文字表示」はOnに設定してください。
   　Adam_CamPref_Get()にて、取得可能な解像度とともにOSDが重畳されているかどうか（m_overlay）が取得できますので、OSDが重畳されていない解像度の画像を取得するようにしてください。

3. ライブ画でもアプリでもOSDが必要な場合
   　「日付・時刻表示」と「画面内文字表示」はOnに設定してください。

   1. アプリでOSDを重畳する場合
      2．と同様の方法でOSDが重畳されていない画像を取得し、別途アプリ内の処理でOSDを重畳してください。

   2. カメラで付与したOSDを使用したい場合
      アプリ内にてJPEG取得CGI(*1)を実行することで、OSD付きのJPEG画像を取得できます。
      ※ただし、取得できるのはJPEG画像であり、YC画像ではありません。

Python版AdamAPI

• adam_dev_rawvideo_create()

• adam_dev_ycvideo_create()

• adam_cam_pref_get()

*1: CGIコマンドインターフェース仕様書

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