Resource Monitor

 

目次


 

はじめに


この章では、AdamApp を 開発する際に利用するユーティリティについて説明します

 

Resource Monitor


Resource Monitor を用いて、カメラの CPU(メイン・AI)使用率とメモリの使用状況を確認することができます。
アプリの使用状況については、個別の AdamApp と、アプリトータルでの負荷の状況を確認することが可能です。また、モニタリングの結果を CSV 形式で保存することも可能です。

インストール方法はこちらを参照ください。

 

開始方法

(1) Google Chrome を起動

(2) Chrome 中のアドレスバーの右横にある「拡張機能」ボタンを押し「Resource Monitor for i-pro」を押してください。

 

(3)カメラのIPアドレスを入力し、「START」ボタンを押してください。
カメラのユーザ名/パスワードを入力すると、リソースモニタリングが開始します。

 

ただし、カメラにログインしている状態でなければカメラに接続できません。
接続できない場合は下記のようにブラウザURLにカメラのIPアドレス(例:192.168.0.10)を入力するなどして、カメラにログインした状態で「Connect」ボタンを押してください。

 

モニタリング開始時にインストールされている AdamApp がモニタリングの対象となります。開始後にAdamApp のインストール/アンインストールを行った場合は、「STOP」ボタンを押下後、再度「START」ボタンを押下して下さい。

 

グラフの表示

(1) System

カメラ全体のリソース状況を表示します。

Flash(Write/Erase) および Flash(Read) はCV2Xカメラのみ表示されます。

 

(2) Ext. software total

動作中の AdamApp のリソース状況の合計を表示します。

 

グラフが赤線に到達している場合、AdamApp は利用可能なリソース上限に達していることを表します。
CPU 使用率が上限に達すると、カメラはそれ以上 AdamApp が CPU を使用しないように制限します。
メモリ使用量が上限に達すると、AdamApp は強制終了されます。

 

(3) Individual AdamApps

個々の AdamApp のリソース状況を表示します。インストールされている AdamApp の数だけ表示されます。