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CV2xカメラの画像回転・上下反転設定を使用する場合、アプリが取得するYC画像は自動では反転されず、アプリ内で反転処理を実装する必要があります。
また一部のCV2xカメラ(ボックスタイプ、ドームタイプ)では、上下反転設定にかかわらず、画像センサの取付け向きの関係で、アプリが取得可能なYC画像がデフォルト状態で反転しています。以下のページを参考にYC画像取得後の反転処理を実装して下さい。
https://dev-partner.i-pro.com/space/TPFAQ/965477999/カメラの取り付け向きと取得YC画像について
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アプリケーションが、例えば10fpsでYC画像を要求した場合、ファームウェアはアプリケーションに対して10fps(約100msec間隔)でコールバック関数を通知します。
アプリケーションのコールバック関数は、必ずこの間隔以内にコールバック関数を完了する必要があります。
コールバックを通知するタイミングで、アプリケーションの前回のコールバック関数の処理が完了していない場合(アプリケーションの処理が遅延している場合)、前回のコールバック関数が終了したタイミングで次の通知が行われます。この場合、アプリケーションが取得する画像データは古い時間のデータとなります。
またこの遅延が続くと、ファームウェアは遅延をリセットするために、画像バッファを初期化します。 またこの遅延が続くと、ファームウェアは遅延をリセットするために、メモリ上の画像データを初期化します。
アプリケーションの処理が遅延しているかどうか確認するためにはサンプルアプリyuv_ssd_app(SDK v2.10以降)のログを参考にしてください。
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ADAM_GetAppDataDirPathで取得されるディレクトリに対して保存したデータはカメラ内部のフラッシュメモリに保存されるため、カメラの電源をOff/Onを行っても保存されます。
フラッシュメモリには書き込み回数に上限があるため、映像から検知したデータなどを保存したい場合は、SDカードまたは外部装置へ送信して保存する必要があります。
一時的なRAMへの保存で十分の場合は、RAMの上限を超えない範囲でADAM_GetAppTmpDirPathで取得されるディレクトリに保存してください。
高頻度のフラッシュメモリへの書き込みが行われ劣化した場合、アプリのインストール、起動、その他アプリの動作に影響を及ぼす場合があります。
SDK 2.01以降のResouce Monitorでは、フラッシュメモリへのアクセス状況を確認可能です。不要なアクセスがないかどうか、開発中にご確認ください。
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