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スクリプトファイルの対応:アプリ固有の処理を行ってない場合

スクリプトファイルの変更

configuration.txtを編集します。hoge_appの場合は下記に格納されています。

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Info

INSTALLER install.sh
UPDATER update.sh
は有効化。
UNINSTALLER uninstall.sh
は無効化。

setupフォルダの削除

setupフォルダを削除します。hoge_appの場合は下記に格納されています。

${SDK_DIR_ver.1.80}/src/adamapp/hoge_app/setup

スクリプトファイルの対応:アプリ固有の変更を行っている場合

スクリプトファイルの変更

SDK ver.1.80ではスクリプトファイル[install.sh/update.sh/modelSwitching.sh]が下記フォルダに格納されています。

...

前準備として「SDK ver.1.71以前の環境で開発/作成していたambaCV2X用アプリの移行手順」を全て終えている必要があります。

ambaCV5X用toolchainの登録

Info

Dockerを使ったiPRO Camera SDKアプリの開発環境構築
に従って開発環境を構築している場合、すでに開発環境にambaCV5X用toolchainもインストールされていますので「ambaCV5X用toolchainの登録」手順は不要です。

i-pro の ambaCV5X モデル向けの AdamApp を作成するには、SDKに含まれている Ambarella_CortexA76_Toolchain_GCC12.1_202304 をインストールしてく ださい。toolchainは下記にあります。
${SDK_DIR_ver.1.80}/.devcontainer/Ambarella_CortexA76_Toolchain_GCC12.1_202304.tar.xz

...

Info

./ubuntuToolChain-linux5.15-202304を実行したときにTOOLCHAIN PATH[/usr/local]: の入力を求められた場合、何も入力せずにエンターキーを押下します。その後、インストール先パスが自動生成されますのでYキーを入力してください。

機種固有データ(AIモデル等)の対応

AIモデル等の機種固有データを使用している場合は、ここで記載している手順に従って対応してください。機種固有データを使用していない場合は、対応不要ですので次項に進んでください。AIモデル等の機種固有データを使用している場合は、本章で記載している手順に従って対応してください。機種固有データを使用していない場合は、対応不要ですので次項に進んでください。

事前に各自でambaCV5X用の機種固有データを準備しておいてください。

Info

ambaCV2x用に作成したAIモデルは、そのままではambaCV5xで利用できません。ambaCV5x用にコンバートすることで、ambaCV5xでの利用が可能となります。コンバートツールについてはこちらを参照ください。

アプリフォルダに新たに[data_CV5X]フォルダを作成し、準備したambaCV5x用の固有データを格納してください。AIモデルの機種固有データ「***.bin」を例にすると、下記の構成になります。

...

外部ライブラリの対応

外部ライブラリ「lib***.so」などを使用している場合は、ここで記載している手順に従って対応してください。外部ライブラリを使用していない場合は、対応不要ですので次項に進んでください。so」などを使用している場合は、本章で記載している手順に従って対応してください。外部ライブラリを使用していない場合は、対応不要ですので次項に進んでください。

事前にambaCV5X用外部ライブラリを準備し、「aarch64-linux-gnu_CV5X」フォルダを新規作成して格納してください。gnu」フォルダに格納してください。ambaCV2X用外部ライブラリをそのまま流用可能であれば、そのまま利用ください。

ambaCV5X用外部ライブラリのデータ「lib***.so」を例にすると、下記の構成になります。

[C/C++]
${SDK_DIR_ver.1.80}/src/adamapp/[任意のサンプルアプリ]/external/lib/aarch64-linux-gnu_CV5X/lib***.so

[Python]
${SDK_DIR_ver.1.80}/src/adamapp-py/[任意のサンプルアプリ]/external/lib/aarch64-linux-gnu_CV5X/lib***.so

CV52用のPythonアプリの場合

SDK ver.1.80以前で開発したCV2x用のPythonアプリを、SDK ver.2.00以降でCV52用アプリを作成する場合、下記手順を実施いただく必要があります。Python版のみですので、C版は実施不要です。

ここではSDK ver.2.00以降のディレクトリを${SDK_DIR_ver2.00}とします。

SDK ver.1.80以降で動作していた開発アプリ(hoge_sample_appとします)を下記のように移動します。

${SDK_DIR_ver2.00}\src\adamapp-py\hoge_sample_app

SDK ver.2.00の下記フォルダをコピーします。

${SDK_DIR_ver2.00}\src\adamapp-py\additional_info_sample_app\.c_cxx_src

下記構成になるように移行した開発アプリフォルダにペーストします。

${SDK_DIR_ver2.00}\src\adamapp-py\hoge_sample_app\.c_cxx_src

移行が完了したらビルドして動作することを確認してください。

make方法

ambaCV5X用アプリのmake手順は、setup_env.shの引数を[ipro-ambaCV5X]に変更するだけで、他はambaCV2Xの場合と同じです。

Code Block
$ cd ${SDK_DIR_ver.1.80}
$ source setup_env.sh ipro-ambaCV5X

makeの手順について詳細はこちらを参照ください。

Note

SDK ver.1.80以降の開発ではLinux OS(GUI)およびDockerを用いた開発のみサポート対象となります。WindowsおよびVirtual Boxなどを利用している場合はサポート対象となりません。SDK ver.1.71以前を利用していた方は下記を参考にDockerを用いた開発環境の構築をお願いします。

Dockerを使ったiPRO Camera SDKアプリの開発環境構築 - Technology Partner - Confluence (atlassian.net)