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はじめに
ここでは、AdamAppと、Container AdamApp for Azure IoT Edgeの概要比較について説明します。
AdamAppとContainer AdamApp for Azure IoT Edgeのメリットとデメリット
【メリット】
開発環境をコンテナレジストリから取得できます。
Azure IoT HubにIoT Edge Deviceとして登録可能。
Visual Studio Codeの拡張機能で簡単にデプロイ可能。
追加アプリ開発環境に好きなライブラリをaptなどを用いてインストールできます。
SDK v2.00未満と同様、映像・音声の取得、各種情報取得、CNN/物体検知、CV処理、イベントループによる処理、独自の設定値の保存や編集、一部のカメラ情報の設定や取得などは実現できます。
【デメリット】
Adam API / Adam Web APIを利用して従来版と同様の機能が実現できるが、Adam Web APIによるアプリのインストール・アンインストール・開始・停止・スケジュール設定は不可能。
Azure 以外のクラウドに対応することはできない。
Container AdamApp for Azure IoT Edgeの開発手法
Container AdamApp for Azure IoT Edgeの開発手法について説明します。
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Visual Studio Codeでの開発を推奨します。
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i-PROカメラへコンポーネントをインストールする必要がなくなります。Visual Studio Code上でビルド、プッシュ、デプロイまで実施できます。
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インターネット接続は必須となります。
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既にAdamApp形式でアプリケーションを開発済のパートナー様
変更する必要はございません。引き続きAdamAppをご使用ください。
これから新たにアプリケーションを開発するパートナー様
以下の観点で適切なタイプを選択ください。
(i)多くのi-PROカメラモデルで動作するアプリケーションを開発する場合
AdamAppを選択ください。ほぼすべとのSシリーズまたはXシリーズで動作します(SoCがCV2xまたはCV52のモデル)
(ii)別のデバイスで動作する既存のDockerアプリケーションをi-PROカメラへ移植したい、または外部ライブラリを簡単に使用したい
Container AdamAppは、Dockerコンテナ形式で動作するアプリケーションタイプで、移植や外部ライブラリの使用が容易です。
(iii)Azure IoT Edgeプラットフォームで使用可能なアプリを開発する場合
Container AdamApp for Azure IoT Edgeを選択ください
詳細比較
AdamApp | Container AdamApp | Container AdamApp for Azure IoT Edge | |
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対象カメラ | CV2x/CV52 camera | CV52 camera | CV52 camera |
対象システム | 制限なし | 制限なし | Azure IoT Edge |
AIモデル変換 (AIプロセッサーを使用するアプリの場合) | 必要 | 必要 | 必要 |
外部ライブラリの使用方法 | 外部ライブラリのソースコードを入手し、i-PROのSDKでビルドが必要 | aptコマンドにより簡単にインストール可能 ※OpenSSL(ver3)と curl/libcurl (ver7.81.0)はベースとなるDockerイメージに含まれています。 | aptコマンドにより簡単にインストール可能 ※OpenSSL(ver3)と curl/libcurl (ver7.81.0)はベースとなるDockerイメージに含まれています。 |
リリース時に必要な作業 |
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アプリケーションの インストール方法 |
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※インターネット接続が必要です |
アプリケーションの起動・停止方法 |
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追加でカメラへインストールが必要なソフトウェア | なし | Docker拡張モジュールをカメラWEBブラウザまたはi-PRO設定ツールからインストールする必要があります。 | Docker拡張モジュールをカメラWEBブラウザまたはi-PRO設定ツールからインストールする必要があります。 パートナーが使用するコンテナレジストリ情報に基づき、i-PROがDocker拡張モジュールを更新して提供します。 |