...
AdamApp パッケージ形式とは、カメラにインストールする際のパッケージ形式です。 具体的には、下記に示すディレクトリ構成で、かつ、これらを zip 化 + 暗号化したものです。暗号化したものです。※C/C++を例に記載します。
bin/
AdamApp 実行プログラムを格納するディレクトリ
configconf/
コンフィギュレーション情報を格納するディレクトリ
data/
AdamApp 用外部データファイルを格納するディレクトリ
external/
AdamApp で使う外部ソフトウェアを配置するディレクトリ
setup/
セットアップスクリプトファイルを格納するディレクトリ
...
bin ディレクトリは、AdamApp の実行プログラムを格納するディレクトリです。実行プログラ ム名は、任意の名前で構いません。 なお、AdamAppSDKを用いて、AdamAppをビルド、パッケージ化した場合には、このディレ クトリに、実行プログラムが自動的に配置されます。その際、実行プログラム名は、Makefile の PROG_NAME マクロで指定した名前となります。
⚫ config conf ディレクトリ: コンフィギュレーション情報を格納するディレクトリ
config conf ディレクトリは、AdamApp 用のコンフィギュレーション情報を格納するディレクトリで す。コンフィギュレーション情報は、applicense.bin と profile.binの 2つのファイルが必須です。 applicense.bin と profile.bin の 2 つのファイルは、adamapp_configurator というツールを用い て、コンフィギュレーションファイル(AdamAppSDK のサンプルでは、configuration.txt とい う名前で配置しています)から生成します。コンフィギュレーションファイルの記載方法につい ては、コンフィギュレーションファイルのフォーマットを参照してください。 なお、 AdamAppSDK を用いて、 AdamApp をビルド、パッケージ化した場合には、 configuration.txt から applicense.bin と profile.bin を自動的に生成して、このディレクトリに配 置します。
...
AdamApp をアンインストールする際に実行されるシェルスクリプトです。AdamApp がア ンインストールされる直前に実行されます。
Pythonの場合は下記の通りです。詳細な説明はC/C++と同様のため省略します。
bin/
AdamApp 実行プログラムを格納するディレクトリ
conf/
コンフィギュレーション情報を格納するディレクトリ
data/
AdamApp 用外部データファイルを格納するディレクトリ
python/
Python スクリプトファイルを格納するディレクトリ
setup/
セットアップスクリプトファイルを格納するディレクトリ
ターゲット依存マクロ
...
この節では、ターゲット依存マクロについて説明します。ターゲット依存マクロは、機種や OS などの違 いを示すもので、マクロ変数として定義され、ソースコード、ヘッダファイル、Makefileから利用すること ができます。開発者は、機種や OS などによって AdamApp の実装を変える必要がある場合、このマクロを 利用することで、作り分けることができます。
...