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目次

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Table of Contents
minLevel1
maxLevel4

SDK開発環境を構築するための準備

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ソフトウェアをダウンロードおよびインストールするための設定

各種ツール類を導入するために、Ubuntu のパッケージ管理システムである apt の設定を行います。

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Code Block
$ sudo apt-get update

ホストマシン用ツールをインストール

ホストマシン用ツール類のインストールを行います。具体的には、コンパイラやリンカ、アセンブラなど の開発用ツールチェーンや、各種ライブラリを導入します。 導入には、apt-get コマンドを用います。

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Code Block
$ sudo apt-get install multiarch-support

各ターゲットに応じたモジュールのインストール

i-pro の ambaCV2X モデル向けの AdamApp を作成するには、クロスコンパイラとして AdamAppSDK_ DevTools_YYYYMMDD.zip(こちらから取得できます)に含まれている Ambarella_Toolchain_Linaro_2018.08 をインストールしてく ださい。ambaCV2X モデル以外の場合は適宜読み替えてください。

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Code Block
$ sudo apt-get install python3
$ tar xvf Ambarella_Toolchain_Linaro_2018.08.tar.xz
$ cd Ambarella_Toolchain_Linaro_2018.08
$ sudo chmod +x ubuntuToolChain-201808
$ ./ubuntuToolChain-201808

Google Chrome ブラウザのインストール

下記の URL にアクセスをして、Google Chrome ブラウザをインストールしてください。Chrome のイン ストール先としては、Windows 上で、VirtualBox 中の Ubuntu 上でも、どちらでも構いません。

Google Chrome ブラウザ:

http://www.google.com/chrome/

Adam Operation UI を Chrome にインストール

次に、Adam Operation UI の Google Chrome 用 Extension をインストールします。

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インストールできない場合は、拡張機能ページの「デベロッパーモード」を有効にしてください。

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リソースモニター拡張機能をChromeにインストール

リソースモニターをインストールしてください。インストール方法は Adam Operation UI の Google Chrome 用 Extension と同じです。

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リソースモニターの使い方はこちらを参照してください。

AdamAppSDK のインストール方法

AdamAppSDK のインストール

iPRO_CAMERA_SDK_Vx_xx.zip(こちらから取得できます)を、開発用 PC の任意の場所で展開してください。(Vx_xx の部分は、 AdamAppSDK のバージョンに応じた数値が入ります。)

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これで、AdamAppSDK のインストールは完了です。

開発ライセンスの取得

市販されている i-PRO カメラには、本来、暗号化された AdamApp のみインストール可能です。 開発ライセンスを組み込んだ SDK を用いることで、暗号化されていない AdamApp を、特定の MAC ア ドレスを持つ i-PRO カメラへインストールすることが可能です。

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開発ライセンスが入手できたら、 <AdamAppSDK のインストールディレクトリ>/conf/development.key

として保存してください。

サンプルアプリをビルドする

サンプルアプリ「additional_info_sample_app」をビルドして、カメラにインストールすることで、SDK開発環境の構築が完了しているか確認します。

必要最低限の手順のみ記載しているので、詳細な開発方法はこちらを参照してください。

ソースファイルと Makefile を生成する

AdamAppSDK では、AdamApp のソースコードは、
<AdamAppSDK の イ ン ス ト ー ル デ ィ レ ク ト リ >/src/adamapp
以下に置くことを前提としています。

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のディレクトリを作成し、その下にソースコード、及び、ヘッダファイル、Makefile を作成・配置する
ようにしてください。

サンプルアプリをビルドする

ビルド用環境設定ファイルとして、setup_env.sh が用意されています。これを source コマンドを用い て読み込むことで、環境設定が完了します。その際、AdamApp を動作させる実行環境に応じて、引数 を指定する必要があります。

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Code Block
$ cd <directory of installed AdamAppSDK>
$ source setup_env.sh ipro-ambaCV2X
***** /usr/local/linaro-aarch64-2018.08-gcc8.2/bin/aarch64-linux-gnu-gcc found. *****
PF_BASEDIR = /home/user/adamappsdk
BUILD_TARGET = ipro-ambaCV2X
TARGET_FOR_ADAM = ambaCV2X
TARGET_ARCH = aarch64-linux-gnu
VERBOSE = 0
PATH = /usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/games

make の実行(AdamApp のビルド&パッケージの作成)

続いて、AdamApp(追加アプリ)のビルドとパッケージ作成を行うために、make を実行します。
make を実行すると、ビルドとパッケージの作成を一気に行います。
make が成功した場合には、additional_info_sample_app ディレクトリ直下に、
AdditionalInfoSampleApp :additional_info_sample_app の実行プログラム
AdditionalInfoSampleApp.zip :additional_info_sample_app のパッケージ
AdditionalInfoSampleApp.ext :additional_info_sample_app.zip を Base64 化したもの
の 3 つのファイルが生成されます。

Code Block
$ cd <directory of installed AdamAppSDK>
$ cd src/adamapp/skeleton_sample_app
$ make

サンプルアプリの動作確認

作成した「AdditionalInfoSampleApp.ext」をカメラにインストールして動作確認します。

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